緑ヶ丘の家2

この住宅の最大の特徴は玄関・階段ホール、屋上ペントハウスを一連なりの大きな吹抜け空間として確保している点にあります。 家本来のヴォリュームとは乖離した、気積の大きな空間を各居室に隣接させる事で、コンパクトの中にも贅沢で気持ちの良い広がりが生まれるのではないかと考え計画を行いました。

土間玄関から屋上までの吹き抜け空間を一つながりで構成することで、玄関を開けると穏やかな上昇気流が生まれます。また、壁面一面全てをシナ合板のクリア仕上げとして計画することで光が反射し明るい空間が生まれています。

上述の吹き抜け空間とリビングの間に大きな建具を設置し、リビング空間の環境をコントロールしています。夏は大きな建具を開け放ち広く使い、冬は閉ざしリビングの気積を小さくすることで空調効率を高めます。リビングと踊り場の間の大きな建具はパッシブな環境制御装置として活躍しています。

空間が連続して風の流れとともに連なっています。